夜光性アミューズ:デビューライブ「Night Parade」レポ
夜光性アミューズとは
2021年4月17日、Zepp Hanedaにて産声を上げたアイドルグループがいた。
その名も『夜光性アミューズ(やこうせいあみゅーず)』。略称は「よるあみ」だ。
みぽたぽた、白空こあい、ふてこ、炎谷莉奈、神楽ひなこの5人からなり、メンバーの総SNSフォロワー数は200万を超える。
デビュー前なのにモデルプレスからインタビューを受けるなど、今話題のグループと言ってもいいだろう。
「悲撃のヒロイン症候群」と同じ運営ということもあり、キービジュアルからダンスビデオにリリックビデオと色々な意味で"ビジュアル"に力を入れていることがわかる。
アイドルは楽曲やダンスはもちろんだが、SNSでバズるためにはまずビジュアルが命。今の時代に合った売り方だ。
ちなみに私の推しは年齢非公開(寅年生まれ)のピンク担当"神楽ひなこ"である。
ライブお披露目当日
4月17日お披露目ライブ当日。
スタートは17時30分だが前物販が14時からあるということで、14時15分くらいに会場に着いたのだがその時点でもう50人以上は並んでおり人気の高さが窺えた。
前物販の入場料に1000円かかるというのにみんな凄いな……。
推しであるひなこのチェキ券はコメントありのものは14時40分時点ではもう売り切れていて、「流石俺の推し😌」という気持ちになった。
とはいえ、無くなるのが早すぎたのではないかとも思う。
「購入上限はコメントorサインありは1枚、サインなし1〜2枚の計2枚まで」という話だったためコメントかサインのチェキ券を2枚買う場合は並び直しが必要で、コメントありが2枚欲しかったので並び直したのだがその時点でもう無くなっていたためサインありを購入。
どうにかならなかったのか…と思いつつも、チェキ券のデザインが全部違うという発見があったので良しとしよう。
物販購入後は、購入待機列で仲良くなった方と一緒に時間潰しのために羽田空港のマクドナルドへ。
ソロ参戦だったのだが話し相手が出来て良かった。感謝。
一期一会の精神でお互い名乗らず別れたけどまたいつか会えることを祈っています。
いざ会場入り
開場前、雨と風が凄い。
嵐を予感させる。
入り口で検温してドリンク代を払い入場。ドリンク代はSuicaなどの交通系ICカードで払えたのは地味に便利で良かった。
会場前の廊下にはフラワースタンドが置いてあり自由に撮影可能だったのだが、周りに女の子しかいなかったのでサクッと撮影してそそくさと退散。
Zepp Hanedaに入るのは初めてだったのだが、Zeppの名に恥じぬ広さで「お披露目でここは凄いな……」と改めて実感。
自分はS席チケットを運良く購入できていたので前方だったのだが、席に着いて周りを見てもやはり女の子が多い。
個人的に女子オタク率が高いアイドルグループは売れるというイメージがあるので、これからが楽しみである。
Zeppの公式HPには全席解禁と書いてあったのだが、実際は1席空きで用意されていたのかS席でも両隣はおらず目の前の席も空席となっていた。
これはありがたかった。見やすいし、多少動いても他の人の邪魔にならないからだ。
ライブ開始
会場が暗くなり、開演アナウンス(ライブの演出)が流れる。弥が上にも高鳴る鼓動。
ステージにまかれたスモークが晴れると、そこにはよるあみのメンバーが立っていた。
アイドルになったひなこが、そこにいた。
はぁ〜〜〜可愛すぎ〜〜〜!
この感動を噛み締めたい自分の感情を置いてけぼりにしてライブは始まった……のだが、初っ端から2曲連続で新曲。
公開されてる曲じゃないのか〜〜マジか〜〜と思ったが、1曲目はいわゆる自己紹介ソングでメンバーの名前を連呼する歌詞となっていたので一発目としては妥当だったと思う。
ただ、コロナ禍ということで声出しNGなのがとてもモヤモヤした。名前を叫ばせてくれ、ひなこの名前を。
それはそれとしてふてこパートの「浮気なんか許さんぞ卍」は笑った。
MCでこあい自ら触れていた話で、ライブ中に衣装が取れるハプニングがあったのだが、それをこあいが全力で舞台袖に投げたのは面白かった。良い肩してる、外野手任せられるよ。
まぁ、衣装が取れるのはアイドルライブあるあるである。
また、MC中はみんな座るものだと思ったので腰を下ろしたのだが、周りは誰も座っておらず頭を抱えた。
ひなこの自己紹介の時にしれっと立った。みんな立ちっぱなしで疲れないんだね若いね……。
途中で客側に縦ノリ(小刻みにジャンプするアレ)させる曲があったのだが、EDM調で中々好みの曲だった。縦ノリできる曲は良い。
ごめんなのび太、このフロアは縦ノリなんだ。
「百鬼夜行」という曲はこあいの「ハッ」という合いの手が可愛くて笑った。
米津玄師のLemonの「ウェッ」みたいなあのよくわからない音を思い出したのは自分だけではないと思いたい。
「まっしぐら恋心」は事前にメンバーが言っていた通り振付がとても可愛かった。
客席に指差しをする振りがあるのだが、ひなこから指差しを貰えた。
いやもう絶対貰った。
貰ったから!
あの指差しファンサは俺に対してだから!!
絶対そうだからぁ!!!
※オタクあるある:みんな自分はファンサ貰ったと思ってる
個人的には「コールマイネーム」という曲が一番好きになれそうだった。
曲調や歌詞はもちろん、振付がとても可愛かったのだ。流石に自分で真似することはないが、見ている分には可愛いに越したことはない。
最後のMCではよるあみ発起人であるみぽたぽたが泣いていたのが印象的だった。
念願の夢が叶った光景で感極まって流れる涙は美しい。
特典会
そしてライブ後のお楽しみ、特典会である。
ステージの上にいたアイドルのひなこは今まで以上に可愛かった。キラキラしていた。オーラがもう「私アイドルになれて嬉しい」と出ていた。チェキはもちろん撮るしかないだろう。
鍵開けには間に合わず、2番目になってしまったがそれでもいいのだ。
前の人が終わり、自分の番になった。
ひなこに会うのは2020年8月の生誕ぶりなので、半年以上空いた形になる。
近くで見たひなこはやはり可愛かった。世界一可愛いと断言できる。
さて、久しぶりになんて声をかけようか……と考えていた私に対してひなこから衝撃の言葉が放たれる。
「え!?どこにいた!?」
……曲中の指差しは都合のいいオタクの妄想、ひなこが俺を見つけてくれたなど夢のまた夢、調子に乗るなと神が言っている。
私は心の中で静かに泣いた。
そんな傷心の私のもとにひなこがコメントを書いたチェキが渡される。
そこに書かれていたのは「大スキ」の文字。
……ふふ。
俺も好きぃ🥰(メンタル復活)
特典会は感染対策をかなり厳重にしており、メンバーはマスク着用、間には透明のシートがあるのはもちろんのこと、チェキを渡すときもメンバーから直ではなく手袋をしたスタッフが一度受け取ってから渡される形だった。
チェキのポーズとして、「物販で売っているメンバーTシャツをひなこが持ったソロチェキは可能か?」と聞いたところ即却下された。
まぁ、ダメな気はしていたので問題ない。
むしろこのご時世なので、そういう対策を運営がしっかりとしてあるのはありがたいと思った次第だ。
またチェキを撮るためにループした。
MC中にふてこが言っていた「ひなこはレッスン中に変顔をする」というのをソロチェキで再現してもらったのだが、なぜかとても恥ずかしがっていた。
あんなの「チェキでやってあげてね」というフリでしかないだろうに。
文句はふてこさんにお願いします。私は悪くありません。
そしてチェキを撮り終わり、私は会場を後にした。
雨は強くなっていたが、推しに会えた喜びで心の中は晴れやかだった。
今後どれだけ人気が出るかわからないが、もっと広いステージで歌って踊るメンバーを見たいと思えるライブだった。
ライブの序盤15分くらいはYouTubeで見られるので、気になった方はぜひ見てみてほしい。
また、楽天で視聴チケットを購入すればフルでライブを見られる。
私は会場ではほぼひなこしか見ていなかったので、ほかのメンバーも見るためにこちらも購入した。
会場のスピーカーからの音も迫力があって好きだが、配信だと歌声が聞きやすいので会場で見ていた人も購入することをおすすめする。
※追記:こちらはもう配信終了となってしまった。残念。
配信を見て思ったのは、りなちー(炎谷莉奈)のダンスがとても映えるということ。
体幹が強いのかブレがあまりないので、手足の先がビシッと決まっているのだ。
実際のライブでももう少し見てみようと思った。
最後にひなこへ
本当にありがとう、大好きです pic.twitter.com/PDgO7Sm7b4
— 神楽ひなこ (@hina_yoruami) 2021年4月17日
私も大好きです。